こんにちは、フィルカル編集部です。
分析哲学と文化をつなぐ雑誌『フィルカル』の最新号はもう手にとっていただけたでしょうか。
さて、今回はイベントのご案内です。
10月29日(日)夜、新宿ゴールデン街のバー兼ギャラリー「nagune」にて、フィルカル×naguneの哲学トークイベントを開催します。
「わいせつと「普通人」」をめぐって、哲学者・倫理学者の八重樫徹が講師となり、哲学の議論へといざないます。
考えるべきポイントを講師がまとめてお伝えしたうえで、参加者のみなさんと活発に議論したいと思います。
なお「nagune」では、街ゆく人々の艶と倦怠を克明にとらえた鈴木信彦氏の写真展も開催中。
街のリアルな空気に満ちた空間で、哲学の夜を過ごしましょう。
フィルカル執筆陣がお待ちしております。
※予約は特に受け付けておりません。当日、気軽にお立ち寄りください。
【日時】10月29日(日)19:00オープン 19:30スタート
【場所】新宿ゴールデン街「nagune」
【料金】チャージ1,000円+ドリンク1杯
【講師】八重樫徹(哲学者・倫理学者)
【司会】長門裕介(倫理学者)
【テーマ】わいせつと「普通人」
【内容】
「徒に性欲を興奮又は刺激せしめ、且つ普通人の性的羞恥心を害し、善良な性的道義に反するもの」。
わいせつの定義として今日でもたびたび言及されるこの判例は、明確な判断基準を提供しないために法律家の悩みの種となるだけでなく、いくつもの哲学的な問いを喚起する。
性欲を「徒に」興奮させ刺激するとはどのようなことか、「性的羞恥心を害する」とはどのようなことか、「性的道義」が「善良」であるとはどのようなことか、そして「普通人」とは誰なのか。
法学の議論から一歩引いて、感情と価値をめぐる哲学・倫理学の視点から、この謎めいたわいせつの概念について参加者とともに考えてみたい。
わいせつの定義として今日でもたびたび言及されるこの判例は、明確な判断基準を提供しないために法律家の悩みの種となるだけでなく、いくつもの哲学的な問いを喚起する。
性欲を「徒に」興奮させ刺激するとはどのようなことか、「性的羞恥心を害する」とはどのようなことか、「性的道義」が「善良」であるとはどのようなことか、そして「普通人」とは誰なのか。
法学の議論から一歩引いて、感情と価値をめぐる哲学・倫理学の視点から、この謎めいたわいせつの概念について参加者とともに考えてみたい。
お店の詳しい情報:
新宿ゴールデン街「nagune」
【住所】160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-1-5
【電話】03-3209-8852
【HP】http://nagune.jp
【Twitter】@naguneden
【地図】