Vol. 11, No. 2 を刊行いたします

分析哲学と文化をつなぐフィルカル、最新号『フィルカル Vol. 11 No. 2』が、9月14日(月)に発売となります。

書影

内容紹介

分析哲学と文化をつなぐ哲学雑誌「フィルカル」の最新号(Vol. 11, No. 2)。

新企画「フィルカル・インタビュー」

哲学者や隣接分野の研究者、文化人をゲストに迎え、「哲学と文化」について幅広く話を聞く新企画。記念すべき第1回には、東京大学大学院総合文化研究科教授・國分功一郎氏にご登場いただきました。「中動態」研究から哲学の効用、分析哲学の現在まで、國分氏の哲学と思考の現在地に迫ります。(聞き手:一ノ瀬正樹)

特集「ハイデガーと分析哲学――『存在と時間』にたどりつくまで」

2027年に刊行100周年を迎える『存在と時間』。哲学の状況が大きく変化した現在、この書をあらためて読むことにはどのような意味があるのでしょうか。本特集はこのような問題意識から、現代の読者に対して――できればハイデガーに懐疑的な読者に対しても――その魅力を提示することを目指して企画されました。本特集があらゆる将来の読者のために、「『存在と時間』にたどりつくまで」を示す道しるべとなることを願います。

専門家がつくる哲学誌フィルカル、今号も哲学と文化が織りなす《今》を伝えます。

目次

目次1
目次2

編集長就任挨拶 山田圭一

フィルカル・インタビュー
・國分功一郎氏インタビュー(聞き手:一ノ瀬正樹)

特集 ハイデガーと分析哲学─『存在と時間』にたどりつくまで
・はじめに 古荘真敬
・ハイデガーとアンスコム―行為の哲学的探究とは何をすることか 池田 喬
・ハイデガー『存在と時間』にはどんな行為論があるのか 高井ゆと里
・死と良心とハイデガー 荒畑靖宏
・ハイデッガーを現代哲学の文脈のなかで再構成する 丸山文隆
・若きハイデガーとラッセルの距離―ドイツにおける論理計算(Logistik)受容の一幕 山﨑 諒

翻訳
・言うことは意味することでなければならないか(下) スタンリー・カヴェル(伊藤迅亮 訳)
・スタンリー・カヴェル「言うことは意味することでなければならないか」訳者解説 伊藤迅亮

哲学への入門 死の哲学入門 第2回 石原諒太・佐々木 渉

論文
・自由意志懐疑論による教育再考―努力に関する「自由意志 – 責任還元主義的アプローチ」から「原因探求 –システムアプローチ」へ 島本 篤

コラムシリーズ 留学体験記
・ドイツ留学体験記―海外での哲学的交流を有意義なものにするために(ドイツ) 小林昌平
・世界各国セミナー事情―オーストラリア・シドニー編(オーストラリア) 遠藤進平
・AIの時代に哲学を学ぶ(日本) 陳 禹樵
・テヘラン大学から東大へ―「TT」の誕生秘話(日本) モハッマド=アミン・エフテカリ

レビュー
・フィルカル読者のためのパスカル―『パスカル読本』(法政大学出版局、2026年) 稲岡大志
・菅原 潤『西田哲学をめぐる宗教者たちの対話―戦後の京都学派の行方』(昭和堂、2025年) 竹内彩也花
・青木裕子・大谷 弘 編著『スコットランド常識学派からプラグマティズムへ―英米思想史と哲学史の再構築』(晃洋書房、2025年) 安永光希

読者投稿
・詩と手―主体、認識、死についての対話 米倉悠平
・「私は、地動説を愛している」―承認されない正しさと、地動説への愛 Hideppa

Abstract

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フィルカル編集部
分析哲学と文化をつなぐ雑誌