古田徹也『謝罪論』×大谷弘『道徳的に考えるとはどういうことか』トークイベント
フィルカルでは古田徹也『謝罪論』(柏書房)と大谷弘『道徳的に考えるとはどういうことか』(ちくま新書)の刊行を記念して、著者トークイベントを開催します。
取り返しのつかないことをしてしまったとき、従うべきルールにどうしても納得できないとき、許せなかった人を許そうと思ったとき、感情が理屈に追いつかないとき……。割り切れない現実に、私たちはどう向き合えばいいのか? 「とりあえずこうしておけば安心」という共通認識のない世界で、開き直るのでも、萎縮するのでもなく他者と関わって生きていくために。ウィトゲンシュタイン研究者としても知られる二人の哲学者が、道徳的思考の「絡まり合う糸」を解きほぐす。
本イベントは、各書を未読の方でも十分に楽しめる内容となっております。会場席数には限りがありますので、はやめの予約をおすすめします。(オンライン配信およびアーカイブ視聴あり)
開催概要
- タイトル:古田徹也『謝罪論』×大谷弘『道徳的に考えるとはどういうことか』トークイベント
- 日時:11月18日(土)19:00~21:00
- 形式:現地参加 or WEB 配信(ハイブリッド形式)
- ※YouTube でのオンライン配信、終了後 2023/12/18 までアーカイブをご視聴可能です。
- 会場:エスパス・ビブリオ(御茶ノ水)
- 登壇者:古田徹也、大谷弘
- 参加費:会場2000円、WEB配信1000円。※いずれも税込。
- 申し込み方法:Peatix よりどうぞ。
チケット詳細
- 現地参加(メール予約・現地精算 OR Peatix 支払い) ¥2,000
- WEB配信視聴チケット(Peatix 支払い) ¥1,000
- イベントのリアルタイム配信をオンラインでご視聴いただきます。
- チケットは Peatix からご購入ください。
- イベント当日(11/18)の 18:00 に、配信サイトの URL を、Peatix のメッセージを用いてご案内します。Peatix アプリまたはご登録のメールアドレスを必ずご確認ください。
登壇者プロフィール
古田徹也(ふるた・てつや)
1979年、熊本県生まれ。東京大学(准教授)。専門は哲学・倫理学。『言葉の魂の哲学』で第41回サントリー学芸賞受賞。その他の著書に、『それは私がしたことなのか』(新曜社)、『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)など。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)など。
大谷弘(おおたに・ひろし)
1979年、京都府生まれ。東京女子大学(准教授)。専門は西洋哲学。著書に『入門講義 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』』(筑摩選書)、『ウィトゲンシュタイン 明確化の哲学』(青土社)などが、訳書に『ウィトゲンシュタインの講義 数学の基礎篇 ケンブリッジ1939年』(共訳、講談社学術文庫)。
会場案内
エスパス・ビブリオ (https://www.espacebiblio.jp/)